通夜のあと、喪主と世話役代表は葬儀・告別式を円滑に進めるため、葬儀社と綿密な打ち合わせをしましょう。
重要事項
- 時間の配分を細かく決める
- 弔辞は故人と親しかった2、3人に依頼する
- 心づけは白封筒に入れて用意
- 道路使用許可書をとっておく
葬儀・告別式の準備
通夜のあと、喪主と世話役代表は葬儀・告別式を円滑に進めるため、葬儀社と綿密な打ち合わせをしましょう。
葬儀社とは綿密な打ち合わせをする
葬儀・告別式を円滑に進めるため、前日までに葬儀社をまじえて喪主、世話役代表、世話役の間で綿密な打ち合わせをしておきます。打ち合わせのポイントは次のとおりです。
葬儀直前までにしておくこと
遺族・近親者、世話役代表は正喪服を着る
通夜と同様に喪主・遺族・近親者は、正喪服を着ます。未婚女性でも遺族・近親者なら正喪服にします。学生は制服、子どもは地味な洋服にします。世話役代表は正喪服、それ以外の世話役は当日、立ち働くので準喪服か略喪服でかまいません。
略式の会葬礼状は不足のないように
会葬者には葬儀のあとであらためて会葬礼状を出すのが礼儀ですが、最近では告別式場の出口でわたすことが多くなっています。不足のないように、前もって人数を予測して葬儀社または印刷会社へ依頼しておきます。礼状は白い封筒に入れ、宛名は書きません。
心づけは白い封筒に入れて用意する
葬儀では、手伝ってくれた人たちにお礼と清めの意味を込めて心づけをわたします。心づけは白封筒に入れて用意し、できたら仕事に入る前にわたしましょう。喪主から直接でも、世話役代表や会計係をとおしてわたしてもよいでしょう。
道路使用許可証を取っておく
自宅で葬儀を行う場合は、多数の人たちが出入りし、また会葬者の車をとめたり、花環を並べたり、テントを張ったりと周辺が混雑します。トラブルを未然に防ぐためにも近所、町内会・自治体にあいさつをするとともに、警察係か交番に「道路使用許可願」を出しておきましょう。
[喪主・遺族・世話役代表の正式喪服]
和装 | 男性は五つ紋付きの羽織・袴、女性は黒無地に染め抜きの五つ紋付き |
洋装 | 男性はモーニングコート、女性は長袖の黒のワンピース |
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