選ぶ側の負担が少ないと言われるカタログギフトですが、実際には種類や価格帯が豊富でどれを選べばいいか悩んでしまいがち。この記事で香典返しに適したカタログギフトの選び方を押さえておきましょう。
香典返しでカタログギフトは失礼?
選ぶ側の負担が少ないと言われるカタログギフトですが、実際には種類や価格帯が豊富でどれを選べばいいか悩んでしまいがち。この記事で香典返しに適したカタログギフトの選び方を押さえておきましょう。
カタログギフトは失礼?
受け取った相手が好きなものを選べるため、相手の好みに合わないアイテムを贈ってしまうという失敗が少なく、選ぶ側の負担も少ないカタログギフト。とても便利な上に喜ばれる贈り物として、様々なギフトシーンで人気を集めています。
香典返しの品物としても非常に人気が高く、決して贈って失礼という事はありません。しかし、相手の事を考えて、自分で選んだ贈り物の方が心がこもっていると感じる人も少なくないため、カタログギフトは「心がこもっていない」「手を抜いている」という意見があるのも事実です。
特に年配の方や昔からの習慣を大切にする方の中には、新しいものに対して否定的な意見をお持ちの場合もありますので、場合によっては昔からの定番とされている品物を贈った方が良いかもしれませんね。
どんなカタログが喜ばれる?
カタログギフトには品物を選べるだけではなく、グルメに特化したものやレストランで食事が出来るもの、スパ・エステなどを利用できる体験型のものなど今や種類が豊富で、どんなカタログを選べばいいか悩んでしまう人も多いことでしょう。
しかし、香典返しの贈り物は結婚祝いや出産祝いのような華やかなギフトとは少し意味合いが違います。故人を偲ぶ仏事であることを忘れずに、落ち着いた色合いの表紙デザインなど雰囲気に合ったカタログギフトを選ぶように心がけましょう。
和風の落ち着いたデザインであっても、グルメギフトや体験ギフトが掲載されているものも多数ありますので、利用してみるのも良いですね。香典返しの贈り物にふさわしい弔事専用のカタログギフトも各社から販売されていますので、どんなカタログを選べばよいか悩んでしまった時はとても便利ですよ。
デパート別の評判は?
誰もが知っている有名デパートのカタログギフトは、どんな相手でもデパートのブランドで期待感や安心感を持ってもらえるというメリットがあります。伊勢丹、高島屋、三越などの有名デパートも各種カタログギフトを取り扱っていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
伊勢丹は「ファッションの伊勢丹」と呼ばれるだけあってオシャレでセンスの良い商品が掲載されています。また、伊勢丹は香典返しにも力を入れており、専用サイトも設けています。
高島屋のカタログギフトは価格帯が広く、品揃えも良いと評判です。
三越は高級老舗百貨店の名にふさわしい上質な商品が特徴で、特に年配の方に喜ばれやすい商品を取り扱っています。
各デパートのカタログギフトにはこのような特徴がありますので、カタログギフト選びの参考にしてみて下さいね。
割引率が高いものは大丈夫?
カタログギフトの中には割引販売されているものも多数あります。中には50%程度の大きな割引を行っているケースもありますが、そんなに割引されていると、品質やサービスが本当に大丈夫か心配になる方も多いと思います。
このようなカタログは、確かに掲載されている商品の質が低かったり、カタログ自体が古いものだったりという理由で割引されているケースも少なくありません。ただし、流通経路で仲介業者を省く、作業を自動化して効率を上げるなどの経費削減によって大きな割引を実現しているところも実際にはあり、全てのカタログに問題があるという訳ではありません。
しかし、このように卸値に近い価格で販売されているものは実際の掲載内容を確認できない場合も多いので、実際に利用したことがある人の話を聞くなど、ご自身でカタログの信頼性を確認してから利用した方が安心と言えるでしょう。
直送する際は宅配便?メール便?
カタログギフトを直送する場合、配達方法には宅配便とメール便があります。宅配便は配達員が相手の方に手渡しするのに対し、メール便はポストに投函という形になりますが、それ以外にも様々な違いがあります。
まず、宅配便の場合はのし紙を掛けて包装紙に包んで送り、配達日時の指定も出来ますが、メール便より送料が高いという特徴があります。メール便は包装紙でのラッピングはせず、のしも簡易的なものが一般的です。配達日時の指定も出来ませんが、送料は安くなります。
贈り方としては、宅配便の方がより丁寧で確実な配達方法と言えますが、相手の方が多忙でお届け日時を指定しにくい場合であれば、メール便の方が助かるという事もあるかもしれません。贈る相手の状況に応じて使い分ければいいでしょう。
人気ランキングの紹介
それでは最後に、香典返しのカタログギフト・人気ランキングをご紹介します。香典返しにカタログギフトを考えている方は是非参考にしてみて下さいね。
1位 リンベル プレゼンテージ 麗(うらら)
コース最大1700点以上の掲載数は業界ナンバーワンで、数ある弔事用カタログギフトの中でも最も人気が高いのがこちらです。国内外の一流ブランドのアイテムも数多く取り揃え、グルメや体験型ギフトなども豊富に掲載されています。
2位 ザ・チョイス カタログチョイス
カタログチョイスは香典返しだけではなく、引き出物や内祝いなど様々なシーンに対応できるバリエーション豊かな品揃えが特徴です。2,800円の「コットン」から50,800円の「モヘア」まで全13コースでいずれも上品で価値のあるアイテムを掲載しています。
3位 心日和 カタログギフト
和をモチーフにした、落ち着いた雰囲気のアイテムを取りそろえたカタログギフトです。掲載数は1480点と十分なボリュームで、日本の伝統技術を活かした日本製の商品のセレクションも掲載されています。
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