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供物・供花(くもつ・くげ)を送るとき

故人の霊を慰めるために霊前に供える供物や供花。
送るときは事前に喪家の意向を確認し速やかに手配します。

重要事項

  • 供物・供花いずれも、葬儀を取り仕切る葬儀社に手配を依頼するのが無難
  • 自分で手配、持参も可能だが、その際には先方に届ける時間に注意
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基本

まず喪家の意向を確認して葬儀社に依頼するとよい

供物・供花霊前に供える供物および供花(くげ・きょうか)は、香典と同様に故人への弔意を表すために送る品物や花です。

香典は一般の会葬者が持参しますが、供物や供花は故人や喪家の近親者や親しい間柄の人、または会社や団体関係から送るのが慣例とされています。

また、葬儀を行う宗教や宗派、地域によって内容やしきたりが異なるほか、
個人の意思、飾るスペース、飾りつけなどの都合もあるでしょう。
そこで、手配する前に喪家の意向を確認することが重要です。
受け付けるということであれば、喪家が依頼している葬儀社を聞くか、
世話役を通じて、手配してもらうのが無難です。

供物、供花ともに送るときに注意したいのは、まず届け先の確認です。
さらに届ける時間にも注意が必要で、
通夜に副えるなら当日の午前中までに、
葬儀に副えるなら前日までに、と言って手配します。
会場の都合もあるので、なるべく早めに依頼することです。

自分で果物屋や花屋さんなどに注文するなら、
弔事用である事、希望する内容、予算などを伝えると、
それに見合ったものを用意してくれます。それを喪家に持参
するか、店から配送してもらえばよいのです。
電話注文するときは、
間違いを避けるためにファックスを利用すると確実です。

こちらも重要

供物を持参するときは、弔事用に包んで丁重に

供物の品物やタブーとされるものは、
宗教によって異なるので下記を参考にしてください。
線香やロウソク、菓子など、かさばらないものならば、
通夜や葬儀に出向くときに持参します。
そのとき、店の紙袋にそのまま入れて持っていくようなことは禁物です。

弔事用の体裁を施した供物は、地味な色のふろしき、またはふくさに包んで持参します。
そして受付か遺族の前で包みから取り出し、
「どうぞ御霊前におそなえください」とわたします。

【供物を送る】

仏式 線香・ロウソク・果物・菓子類が○。精進の心から肉・魚は×
キリスト教式 品物の供物はなし。生花は宗派によって×
神式 果物・和菓子のほか、酒や海の幸も○。焼香をしないので線香は×
体裁 箱入りの物なら、箱に直接または弔事用の包装の上に「御霊前」(仏式のみ)や「御供物」「御供」の表書きと贈り主の名前を書いたかけ紙をかけ、不祝儀用の水引をする。果物などかご盛りにしたものには、かけ紙の代わりに黒白のリボンをかけ、贈り主の名前を書いたカードを添えるのが一般的なスタイル。

※ 供物として送る品物は宗教によって異なり、またタブーもあるので要注意

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基本

供花は確認してから、手配をすることがとくに重要

供花には、成果と花環(おもに造花)があります。
生花は近親者や友人などの個人が、
花環は会社や団体関係が送るというのが慣例のようです。
また、花環は東日本で多く見られます。

花環は場所をとるうえに、屋外に並べるため、
最近では、おもにスペースが限られている都市部での自宅葬儀では、
以前ほど飾らなくなりました。

生花にしても、すべてを並べたときのバランスや飾り付けの段取りに考慮しなければんらず、
やはり事前に喪家の意向を確認してから、
葬儀を担当している葬儀社や斎場に相談のうえ、そこに依頼するのが無難です。
自分で店に手配するときも、その店から葬儀社に連絡を取ってもらうという方法もあります。
そうすれば、花のサイズや種類などに統一感が出るからです。

そして送るとなれば、供物と同じように、
通夜なら当日の午前中まで、葬儀なら前日中、
いずれも遅くとも式の開始3~4時間前までには必ず届くように手配します。

こちらも重要

生花を自分で手配するなら、ネットワーク加盟の花屋さんで

祭壇に飾る供花もかつては造花が多く使われていましたが、いまはほとんどが生花です。
故人をしのびつつ、自分で花を選んで花屋さんに花束を作ってもらうのもよいでしょう。
あるいは、全国配送ネットワークにかめいする最寄の花屋さんで注文すれば、
遠方からでも指定時間に配達してくれます。

【供花を送る】

花の種類 ほとんどの宗教では、菊や百合、胡蝶蘭などの白い花が一般的。しかし最近では、原色を含め、色花を加えた供花も多くなっている。ただし、トゲがあるバラは避けた方が無難。リボンをかけるときは、白・黒・銀などにする。
キリスト教 プロテスタントなら祭壇の装飾用に、黒や銀のリボンをつけた生花の花かごまたは花束に、フルネームを書いたカードか名詞を添えておく。カトリックでは、教会での供花が認められていないのがふつうである。事前に喪家に確認するなどして送るとよい。

※ 供花として生花を送る場合も、宗教などによってきまりがある。

Q & A

Q 故人と親しかった仲間で供花を贈りましたが、香典も持参するべきでしょうか。

 本来、供物や供花は香典と同じ意味合いを持つものとされてきました。
その意味では供花だけでもよいのです。
とはいえ、通夜や葬儀に参列するときに手ぶらで行くのは気が引けるものですから、
香典を持参するのは一向に構いません。あくまでも気持ちの問題なのです。
一般的にも、故人と親しい間柄だったり、
近親者の場合は、供花と香典の両方を送ることはめずらしくないようです。

Q & A

Q 喪家によると、供物および供花は辞退するとのこと。
こういう場合は、どうしたらよいのでしょうか。

 死亡通知や死亡広告に「勝手ながら、供物・供花の儀は一切ご辞退申し
あげます」とあるのを見かけたことがあると思います。
れは故人や喪主の意志または喪家の事情によることが多いので、
供物も供花も贈らないことです。
代わりに、香典は持参してもかまいません。
なお、「御厚志はかたくお断りいたします」とある場合には、
香典も断るという意味ですが、
念のため、通夜か葬儀に持参して、様子をみるという方法もあります。

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